新副会長からの挨拶

 4月22日の役員会で、新たに2人の副会長が選任されましたので、ここにご報告するとともに、新副会長のお2人からのご挨拶を寄せていただきました。

理想は しなやかに、したたかに…

藤本るみ子
東中野/昭和45年・文

 去る4月22日の役員会で、配付されたレジュメを見て、私は呆気にとられ、目が点になってしまいました。副会長六人の中になんと私の名前があるではありませんか。皆素知らぬ顔で議事が進行していきます。さてどうしたものか、と内心解釈に苦しんでおりましたが、観念するしかないと悟りました。お引き受けはしましたが、さて私に何ができるでしょう。この中野稲門会を会員の皆様の心のオアシスにすることに尽きる、と思います。人として生きることは、それ事態すでに大変なことですが、今の社会環境はその大変さに更に追い打ちをかけています。皆さまがそんなもやもやをこの会で放念できたら幸いです。
 また、何よりも女性の会員の方々が参加しやすい会を作っていかなくては、と心がけております。制度の上では女性の権利が随分と拡張されましたが、現実に目を向けると、従来と少しも変わっていないように思います。その一番大きな壁は男性の旧来型の意識にあるといって良いでしょう。私が敬愛してやまない早稲田の女性先輩がおっしゃったこんな言葉がございます。「女性はしなやかに、したたかに生きるべし。」彼女ご自身がその言葉通りに潔く生きていらっしゃる為、私は深く感銘を受け、爾来私もそのように生きようとこころがけてまいりましたが、この意味するところは、女性にとってばかりで無く、男性にとっても大変に示唆に富んでいるのではないでしょうか。多くを受け入れ、多くを許し、共に考え、しかも真実をはずさない、今を生きる私たちに求められる大事なポイントだと思います。こんなことを考えながら、二年間お役目を勤めさせて頂くつもりでございます。

中野稲門会の輪
タスキでつなごう!

山本知由
中央/昭和33年・理工


 中野稲門会 役員就任について藤堂会長を始めとして、役員の皆様の大変なご努力で発足した中野稲門会の3年目の役員として、選任されましたことを非常に、ありがたく、名誉に思います。
 中野に生まれ過ごした65年間、今更の様に、種々の思い出が浮かびます。
昭和29年理工学部建築科に入学し、ここで中野稲門会の初代会長の谷 資信先生の授業を受け、四十数年後に、中野稲門会で、再会、御一緒出来たのもご縁があったものと感無量でした。
 学生時代は競争部でインターカレッジや箱根駅伝で4年間を走り通し、学問には縁の薄い学生でした。
現在、早稲田との継りは、
 早稲田アスレチック倶楽部理事
 早稲田スポーツ振興会
 稲門体育会
 早苗会
 中野稲門会及び各部会  等々
楽しい多忙な毎日を過ごさせていただいております。
微力では御座いますが、これからも、中野稲門会の発展に協力させていただく所存でございます。よろしく、お願い申し上げます。

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