◎大学サービスを活用しよう OB・OGが使える早稲田の施設 その3

ユニバーシティ・ミュージアム〜「演博」と「會津八一記念博物館」〜

伊藤 毅(本町・昭42年理工)

今回は、ユニバーシティ・ミュージアムとして力をいれている、ご存知の「坪内博士記念演劇博物館」と、1998年開館の早稲田大学博物館「會津八一記念博物館」を紹介します。

両館とも、常設展示に加え、企画展が各季に開催されていますので、ぜひご家族やお仲間とお訪ねください。

◎「演博」こと坪内博士記念 演劇博物館

演劇博物館は、1928年に日本で唯一の演劇専門の博物館として設立され、1998年には70周年を迎え大幅なリニューアルが行われました。

古代から現代に至るまでの演劇資料や民俗芸能の資料展示の再編、六世中村歌右衛門記念展示室を新設、逍遙室の公開などがされています。

10月29日までの「五代目中村歌右衛門展」、11月15日からの「湯浅芳子展」に足をお運びください。

◎會津八一記念博物館

同館は、建学以来の研究教育活動を通じて収集された貴重な学術資料や優れた芸術作品の数々を整理して展示するミュージアムとして、旧早稲田大学図書館の二号館に開館しました。

東洋美術資料として會津八一博士が収集した中国戦国時代から明・清時代までの古美術、日本の近代美術資料、多数の考古資料、染織を中心としたアイヌ資料を含む民族資料、その他寄贈された個人コレクション、本学の考古学研究の成果ほかの収蔵品が展示されていて、博物館というより、美術館といった雰囲気です。

10月12日からは体育局主催の「早稲田スポーツ百周年記念展」、10月27日からは、考古資料展「弥生時代の早稲田ムラ」が企画展として開催されました。

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